毎日、コツコツ掃除ができる場所と、めったに掃除をしない場所などありますよね。めったに掃除をしない場所は、大掃除で一気にきれいにすることも。
そこで、大掃除で誰でもできる場所別の掃除のコツをご紹介します。
大掃除は準備と順番が大切
大掃除をするとき、一番大切なことは「掃除をやるぞ!」という気持ち。その他には、掃除に必要な道具です。
まず、どこを掃除するかを決めてください。たとえば、キッチン回りを掃除する場合、漬けおき洗いに使う洗剤やブラシ、水垢を落とす研磨剤など。
必要な道具が揃っていると、スムーズに掃除が進みます。
また、大掃除をする場所の順番も大切。たとえば、ガスコンロを掃除してから、換気扇を掃除しては、せっかくきれいにしたガスコンロが汚れてしまう可能性があります。
ゴミは上から下に落ちます。そのため、掃除をするときの鉄則は「上から下」に掃除をしてくださいね。他の考え方としては「物の片付け→水回り→キッチン→各部屋のほこり取り→床→玄関」もアリです。
また、乾かすことが必要なカーテンを洗うなら一番最初に洗濯を始め、早い段階で干すなど順番は大切です。
場所別の大掃除のコツ
掃除は場所別で使う道具が異なります。
ここでは、場所別の大掃除のコツをご紹介するため参考にしてください。
お風呂・洗面所
お風呂や洗面所は他の場所とは違うカビが生えたり、汚れがついたりするため手ごわい場所です。そのため、汚れに合わせた洗剤や道具が必須。
洗剤の種類は中性洗剤・漂白剤・研磨剤・重曹などさまざまですが、適した汚れが違うだけです。そのため、汚れに合わせて洗剤を準備しましょう。
また、さまざまな道具も販売されています。電動タイプまであるため、頑固なウロコを落としたいときは、電動タイプの道具を使うと便利です。
そして、一番の敵はカビですよね。カビ取りのポイントは以下の3つです。
・カビ取り用の洗剤や漂白剤を使う
・カビを取りたい場所は濡らさずに、乾燥した状態で行う
・こすってもカビの根までは取れないため、洗剤を浸透させること
トイレ
毎日、使うトイレも汚れています。しかし、他の場所とは汚れの性質が違いますよね。
トイレの汚れは「尿石」があります。専用のスプレーがあるため、トイレ掃除に使いましょう。また、トイレ専用の道具も多数販売されているため、使うと楽に掃除ができます。
キッチン
キッチンは油汚れがひどい場所です。油汚れにはアルカリ性の洗剤がおすすめ。
中でも「セスキ炭酸」が適しています。スプレータイプなら吹きかけておくと、油汚れが浮き出てきます。
一方、粉末タイプは水に溶かして溶液にし、換気扇の部品や五徳などの漬けおきに使えます。
コツを掴んで大掃除ですっきりしよう
掃除を楽に行うには、道具が大切です。さまざまな道具が販売されているため、場所に合わせた道具を揃えることがポイント。
コツを掴んで大掃除ですっきりしましょう。