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スーツをクリーニングに出す意味は?クリーニングの効果をご紹介

仕事内容によっては、毎日、着用するスーツ。ある意味、制服といった位置づけです。そのため、なかなかクリーニングに出すタイミングもないなんてことも。また、スーツによっては自宅で洗濯できるタイプもあります。そこでここでは、スーツをクリーニングに出す効果をご紹介します。

スーツを清潔に保つには汗抜きが大切

クリーニングにスーツを出すと、ドライクリーニングで行います。ドライクリーニングは水を使わずに、原料に油を使った特殊な液体を使用します。そして、落とせる汚れは「油溶性」タイプのみです。そのため、皮脂汚れは落とせますが、汗やコーヒーやしょうゆのしみといった「水溶性」タイプは落とせません。そのため「汗抜き」という作業が必要です。

汗抜きは水を使用する方法と使用しない方法があります。どちらの方法で行うかは、依頼するクリーニング店によって異なります。水を使うと汗以外の汚れも落ちやすくなることがメリットです。そのため、スーツをクリーニングに出す場合、汗抜きを依頼するこがおすすめです。

汗抜きを行う効果

では、クリーニングで汗抜きを行う効果を具体的にご紹介します。

汗のにおいが落ちる

汗は汗自体が落ちても、においまで落ちていないことがあります。そこで、クリーニングで汗抜きをすることで、汗のにおいまで落とせます。汗は時間が経つごとに嫌なにおいを発生させるため、クリーニングで汗抜きをしてしっかりとにおいまで落とすことが大切です。

黄ばみの防止

いつの間にか出ている黄ばみ。実は、汗が原因です。汗にはタンパク質である皮脂が含まれていて、時間の経過とともに酸化して黄色くなり黄ばみとして目に見えます。そのため、定期的に汗抜きをすることは、黄ばみを予防することにも繋がります。厄介な黄ばみを防止するためにも、汗抜きは大切な作業です。

生地の手触りが良くなる

汗が付いたままでは、ごわつきやざらつきの原因になります。汗は乾いてしまうため、付いていたことに気づかないこともあります。そして、そのままにしておくと、いつの間にか生地の手触りが悪くなることも。ゴワゴワやザラザラした状態では、スーツを来たときに快適ではありません。そのため、生地の手触りを良くしたり維持したりするために汗抜きは必要です。

カビや虫を予防できる

スーツに染み込んだ汗はカビの原因になるだけではなく、服を食べる虫のエサにもなります。湿気や汗、ゴミなどがスーツについていたり、クローゼットやタンス内にあったりするとカビや虫の原因になます。そのままでは、スーツを痛めてしまい、使用できなくなることも。そこで、クリーニングに出して原因を取り除くことが大切です。

クリーニングに出してきれいなスーツを着よう

クリーニングにスーツを出すと良いことばかりです。仕事や大切な場で着るスーツだからこそ、清潔でいたいですよね。クリーニングで汗抜きをしてもらい、きれいなスーツで過ごしましょう。

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