哺乳瓶売り場に行くと、さまざまな哺乳瓶があって迷ってしまいますよね。形もストレートだけではなく、個性的なものも。そのため、どの哺乳瓶が我が子にあっているか決められないこともあります。
そこでここでは、哺乳瓶の選び方のポイントをご紹介します。
哺乳瓶は違いがある
哺乳瓶は赤ちゃんが生まれなければ見ることはありませんよね。
一言で哺乳瓶と言っても違いはさまざまです。まずは哺乳瓶の違いから見ていきましょう。
形状やサイズが違う
哺乳瓶にサイズがあることをご存じですか?
用量は70~300ml、それに合わせてニップル(乳首)のサイズはSS・S・M・Lの4種類があります。また、口唇口蓋裂の赤ちゃん専用のニップルも販売しています。
たとえば、新生児であれば70mlでニップルはSS、よく飲む赤ちゃんには用量の多いタイプにするなど、月齢や飲む量に合わせて選びましょう。
形状はストレートタイプや、中央が窪んでいるタイプなどさまざま。そのため、持ちやすさや飲みやすさなどを基準に選ぶことも方法のひとつです。
素材が違う
哺乳瓶の素材はガラス・プラスチックの2種類です。
それぞれ、メリット・デメリットがあります。使う人や扱いやすさなどを考慮して選びましょう。
■ガラス■
メリット:汚れを落としやすい・傷がつきにくい・劣化しずらいため長く使える
デメリット:重い・割れやすい・ミルクが冷めにくい
■プラスチック■
メリット:軽い・割れにくい・ミルクを冷ましやすい
デメリット:傷が付きやすい・色が変色しやすい・色が移りやすい
哺乳瓶を選ぶときのポイント
では、実際に哺乳瓶を選ぶときのポイントをご紹介します。
月齢に合わせる
一番、分かりやすい方法が月齢に合わせることです。
新生児であれば、一番、小さなタイプがおすすめ。それ以降に購入するときは、使用している哺乳瓶を基準にすると簡単です。
もちろん、哺乳瓶に合わせてニップルを替えることを忘れずに。また、各種メーカーがあるため、哺乳瓶とニップルを同一メーカーにしましょう。
ニップルにもこだわる
赤ちゃんがスムーズにミルクを飲むためには、ニップルにもこだわりましょう。ニップルは大きさの違いだけではなく、穴の大きさ・形状も異なります。
穴の種類は丸穴・Y型・X型で、丸形は吸わなくても自然にミルクが出てきます。
他の形状は吸わなければ出てきません。また、ニップルの素材は天然ゴムやシリコンゴムなどが使われています。そのため、赤ちゃんによってニップルが合う・合わないがあります。
専用の消毒グッズを使おう
哺乳瓶は清潔を保たなければいけないため、洗うだけではなく消毒も必要です。専用の消毒液に漬けるタイプや電子レンジで温めて消毒するタイプなどさまざま。
そのため、哺乳瓶の量や消毒頻度などに合わせて選びましょう。
哺乳瓶の選び方のポイントを知って赤ちゃんに使ってもらおう
哺乳瓶は購入するときにならなければ違いを知る機会はありません。しかし、さまざまな種類の哺乳瓶やニップルがあります。
そのため、赤ちゃんの月齢や使い方などを考慮して選んでくださいね。