「子供が遊んでばかりでなかなか勉強してくれず、成績もいまいち上がらない……。」「このままでは子供の将来が不安……。」このように子供の将来について漠然と不安を抱えている親御さんは多いと思います。
子供の成績をアップさせて、偏差値の高い学校になんとか進学してもらいたいと考えたときに候補に上がるのが「進学塾」です。
進学塾と一言でいっても、個別型や集団型といった違いなど、どのような基準で選んだらよいか迷ってしまうこともあると思います。
ここでは、新潟市の子供たちの学力レベルをはじめ、進学塾を選ぶ際のポイントや進学塾を選ぶ際に注意すべきことについて解説をしていきます。
新潟市の子供の学力のレベルは?
新潟市に住む子供は、他県と比べて学力はどの程度のレベルなのか気になると思います。 新潟市の子供たちの学力のレベルについて解説します。
新潟市の子供は全国的に見て学力はトップクラス
新潟市に住む子供の学力は、全国的に見てもトップクラスであるといわれています。
平成29年4月に全国の小学生に向けて実施された全国学力テストの結果では、小学校の国語A、Bと算数Aの成績は、政令指定都市の中で1位を獲得し、小学校の算数Bと国語Bでは政令指定都市のなかで第3位という結果をおさめています。
このような結果の背景として、新潟市の市立学校の教育方針で、子供たちが何を学ぶのかを明確にしたうえで、何を学んだのかということをまとめ、振り返りをおこなうという、決まった学習の習慣が根付いています。
子供たちに指導を行う先生も、教えたことに対して理解してもらえるよう授業に工夫を凝らし、しっかりと子供たちに教えたことを子供達自身にアウトプットさせています。
そして新潟市の子供たちは、新しいことを学ぶことに対して貪欲な姿勢を持っている生徒が多いのです。
新潟市で進学塾を選ぶ際のポイント
新潟市は、全国的にみても子供の学力のレベルが高いということについて前述しました。
新潟市には小学生や中学生、高校生を対象とした塾が多くありますが、塾に入っても思うように成績が上がらなかったり、途中で塾をやめてしまったりというのは親としては避けたいところです。
ここでは進学塾選びのポイントについて解説していきます。
塾に通う目的を明確にさせる
まず、なぜ塾に通うのかという部分を明確にしておく必要があります。
例えば、学校の授業の理解を深めるために子供を塾に通わせる場合と、難関の進学校や偏差値の高い大学への入学を希望している場合では大きく異なり、選ぶ塾も変わってきます。
子供を塾に通わせたいのであれば、必ず目的を明確にしたうえで選ぶようにしましょう。
塾を選ぶ際の基準
塾を選ぶ際には、「場所や環境」、「集団型か個人型か」、「料金」などが検討材料となります。
それぞれの基準について解説していきます。
塾がある場所や環境
塾の場所や環境は、継続的に通うことを考えるととても大切です。
あまりにも遠方だと通うのに時間がかかってしまい、特に小学生や中学生は、塾に通うだけで子供に大きな負担がかかってしまいます。翌日の学校への登校に支障をきたしてしまうようでは本末転倒です。
できれば、自宅から無理ない範囲で通える場所の進学塾をまずは検討してみましょう。
集団型か個別型か
集団型か個別型かというのも進学塾を選ぶ際の基準となります。集団型の1クラスあたりの生徒の数は塾によってさまざまで、15〜20人程度の場合もあれば、30人以上の場合もありますし反対に非常に少人数の場合もあります。
例えば、新潟市の進学塾『TDK高校進学塾大学受験予備校』では集団型のコースと個別型のコースに分かれていますが、こちらの塾でいう集団コースは1クラスあたりの生徒数が4~5名程度を指しています。
集団塾のメリットは、さまざまな生徒と一緒に授業を受けられるため、一緒に勉強をしている生徒同士で仲間意識が芽生え切磋琢磨しあえることにあります。
特にテストの前や受験前のシーズンだと、「友達が頑張っているなら、自分も頑張らないと!」いった競争意識も生まれてきます。
一方個別型の進学塾では、講師と生徒とでマンツーマンで指導を行う場合や、講師1名に対して、2〜4人ほど集めて指導する場合もあります。
個別型のメリットは、わからないことがあればすぐに質問ができる点や、苦手としている科目に対しての対策など、個人に合わせた学習を進めることができる点にあります。
また、個別型では講師と生徒との距離が近いため、講師は生徒の反応をみて、学習している内容が本当に理解できているかについて講師が察知しやすいため、わからない問題などに直面した場合は、すぐに解説を行い疑問を解消させることができます。
集団型と個別型のどちらが良いかについては、塾に通う前にしっかりと子供と話をし、実際に塾の説明会などに参加して、自身の子供がどちらのタイプの塾が向いているか判断するようにしましょう。
料金について
塾に通うためにはどうしてもお金がかかります。塾によって料金は異なるため、入塾する前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
一般的に集団型よりも個別型のほうが高くなります。個別型は少人数で指導を行うため、講師の人件費がどうしても高くなってしまうのです。
塾に通い始めると、毎月費用がかかってしまうため、月に何回通うのかということと、どのくらいの料金がかかるのかについて計算をしておきましょう。
月謝に加えて、教材費や補講費用がかかる場合がありますので、注意が必要です。
進学塾を選ぶ際に注意しておきたいこと
進学塾を選ぶ際に注意しておきたいポイントについて解説していきます。
友達が通っているからという理由で選ばない
子供が進学塾への入塾を検討する際、学校で仲の良い友達が通っているから自分も通いたいと親に伝える場合がありますが、このような安易な理由で塾を選んではいけません。
塾に仲のいい友達がいるのは、心強いことではありますが塾に通う目的は人それぞれです。
進学塾に入る多くの目的は、学力を今よりも向上させ、志望校に合格するということにあり、人によって学力も異なります。
その目的を忘れることなく、慎重に塾選びをしましょう。
料金が安いからという理由で選ばない
料他の学習塾と比較して料金が安い塾がなかにはありますが、料金の安さにつられて入塾するのはNGです。料金が安いのには何かしらの理由があると考えてよいでしょう。
例えば講師が全員アルバイトであったり、教材は何度も同じものを使い回していたりする場合があります。
ただ、進学塾のなかには戦略的にコスト削減を図り、安い授業料で運営している進学塾もあるため、しっかりと中身を精査することが大切になります。
塾の比較を必ず行う
子供を塾に通わせたい場合は、自宅から通える範囲の塾を一旦洗い出し、比較をすることが大切です。塾の比較を行うことで、それぞれの塾の特色がわかるようになります。
そして、どういった目的で子供を塾に通わせたいかということについても合わせて検討することで、どの塾に通わせたら良いのかという答えがみえてきます。
まとめ
進学塾選びのポイントや注意点についてここまで解説してきました。
繰り返しになりますが、子供を進学塾に通わせる前に、どういった目的で進学塾に通わせたいのかという目的を明確にすることが重要です。
新潟市内にも多くの塾があり、集団型や個別型、料金の違いなど、それぞれ多種多様な特色があります。
失敗しない進学塾選びを行うためにも、この記事で紹介した内容を参考に、子供にとって最適な進学塾選びをしてくださいね。